丸山茂樹の長男・奨王が初の決勝ラウンドで苦戦 前半2ボギーで26位から54位に後退


丸山奨王(右)と父の丸山茂樹

丸山奨王(右)と父の丸山茂樹

◆男子プロゴルフツアー ゴルフパートナー・プロアマ 第3日(20日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード)

 26位から出た丸山奨王(登録名の読みはショーン、フリー)がハーフターンした。アマ時代を通じてツアー初の決勝ラウンドに挑んだ丸山は前半の9ホールをバーディーなし、2ボギーの37と苦戦し、通算4アンダーにスコアを落とした。第1組の丸山がハーフターンした時点で54位に後退した。日米ツアー通算13勝の丸山茂樹を父に持つ22歳は後半、巻き返しを図る。

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 日本ツアー10勝。そして、世界最高峰の米ツアーで3勝を誇る偉大な父を持つ。プレッシャーはあるが、その境遇を受け入れ、父を尊敬している。「(父から)子どもの時からアプローチを習っています。アプローチは受け継いでいるかな、と思います」と話す。

 奨王は父が米ツアーに本格参戦した2000年に米国ロサンゼルスで生まれた。「いつか米国に帰ってゴルフをしたい。やはり米ツアーのレベルが最高峰と思うので」と語る。「米国に行く」ではなく「米国に帰りたい」。究極の目標を実現するための第一歩として、茨城で戦っている。

 フィリピンのジュビック・パグンサン(フリー)が通算13アンダーで首位。22歳ながらツアー3勝の蟬川泰果(フリー)が1打差の2位に続く。上位2人は1番をスタートした。

 今大会はプロ2人、アマ2人の組み合わせでプレーし、プロは通常のトーナメントと同じく72ホールのストロークプレーで競う。アマチュアもプレーすることもあり、コース設定は易しく、スコアの伸ばし合いとなっている。

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