
今季の大東建託・いい部屋ネットレディスで初優勝を果たした加藤麗奈
女子ゴルフでツアー屈指の酷暑大会として有名な大東建託・いい部屋ネットレディスが来季は4月開催に移行し、会場は岐阜・岐阜関CCに変更になることが29日、分かった。フジテレビの一連の問題が影響し、40年以上続いたフジサンケイレディスが昨年中止になり、今季消滅。気候が穏やかな4月が、今年は空き週になっていた。
大東建託レディスは2015年から、7月か8月の真夏のトーナメントとして開催されてきた。最初の5年は山梨・鳴沢GC、20年から3年は北海道・滝のCC(20年はコロナ禍で中止)、23年から福岡・ザ・クイーンズヒルGCに場所を移した。大会中の福岡の気温は35度前後が日常に。近年の温暖化に伴い、過酷さは増していた。
24年大会は金田久美子が最終ラウンド後に熱中症で緊急搬送。昨年から第1組のスタート時間を各日午前6時に前倒しし、ハーフターンで10分の休憩を用意するなど、様々な暑さ対策が実施されてきた。26日まで4日間行われ今年は、河本結が第2ラウンドスタート前に体調不良で棄権し、3日目には選手の家族が病院に運ばれた。
ツアー関係者によると「選手に、より良いコンディションでプレーしてもらうためにも時期の移動を希望した」とのこと。岐阜関CCは過去にメジャー大会が何度も開催された名門コース。1973年の日本プロ(優勝者は青木功)、90年の日本女子オープン(同森口祐子)、09年日本女子プロ選手権(同諸見里しのぶ)、17年日本オープン(同池田勇太)で、名勝負が繰り広げられた。

