宮里優作、原英莉花のキャディーと初タッグで5アンダー暫定首位タイ…ミズノオープン第1R


9番、ティーショットを放つ宮里優作(カメラ・岩田 大補)

9番、ティーショットを放つ宮里優作(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ▽ミズノオープン第1日(25日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 ツアー通算7勝の宮里優作(フリー)が、5バーディー、ボギーなしの5アンダーの67で回り、首位スタートを決めた。2試合連続の初日ノーボギー発進に「ティーショットがフェアウェーに行かなかったんですけど、アイアンショットが安定していた。17番までグリーンを外さず来て、その辺がよかった。ドライバーは懸念事項がいっぱいなんですけど」とふり返った。

 初タッグの塚本岳キャディーは、ツアー通算4勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)のエースキャディー。アマチュア時代の19年には日本オープンにも出場しており「前に出てくることなく、静かにキャディーしてくれる。女子の大会もたくさんこなして優勝もしていますし、若いですけど経験がある」と宮里。「初対面」のはずだったが、実際は、16年「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」の第3日を同組で回っており「『覚えていなくてごめん』って(言った)」と苦笑いで明かした。

 今大会は、有資格者を除く上位4人が全英オープンの出場権を獲得する。開催地の「ロイヤルリバプール」は、初めて同オープンに出場したときの舞台で「悔しい思いをして帰ってきたのを覚えている。(リベンジは)目の前のことでいっぱいいっぱいで、そこまではイメージができていない」と宮里。「ティーショットをもう少しうまく打てれば、ゴルフもつながってくると思うんですけど、まだまだ綱渡りっぽいゴルフなので、油断できない。パッティングはすごくいいので、そこに向けてティーショットをいい感じに持っていくかがあと3日の課題」と意気込んだ。

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