石川遼 67で首位と4打差2位発進 好調キープで1週間で2枚の海外メジャー切符取りに挑む


4番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・岩田 大補)

4番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ▽ミズノオープン 第1日(25日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 ツアー通算18勝で1週間で2枚のメジャー獲得を目指す石川遼(カシオ)は、首位と4打差の2位と好発進した。「1、2番はチャンスにつけられる可能性が他のホールに比べて高いので、取りたい思いがあった。両方取れたのは大きい」と、予定通りの連続バーディー。3番では3メートルのバーディーパットを沈め「難しい3番で取れて、いい流れでやれた」と、以降は全てパーでハーフを終えた。

 後半は、13番でチップインバーディーが飛び出すなど3バーディー、1ボギーでスコアを2つ伸ばし、5アンダーの67で初日を終えた。「一日通して、10ヤードから15ヤードのアプローチを打つ機会が多かった。ボギーはバンカーに入ったところだけで、グリーンに乗らなかったところはラフ、花道15ヤードくらいから全部セーブできた」と胸を張った。

 22日は予選を勝ち抜き、6月のメジャー、全米オープン出場権を得た。2枚目の海外メジャー、全英オープン出場権獲得へ好調維持を示したが「自分の準備をしっかりして行くことが大事。油断しないように」と気を緩めなかった。

最新のカテゴリー記事