石川遼 67で14位浮上 全英OP出場へ、4位と5打差で可能性残す…ミズノオープン第3R


ホールアウトした石川遼(カメラ・岩田 大補)

ホールアウトした石川遼(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第3日(27日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 33位で出たツアー通算18勝の石川遼(カシオ)は、8バーディー、3ボギーの67で回り、首位と9打差の14位に浮上した。

 前半は11、12番で連続バーディーを奪うなど、5バーディー、1ボギーでスコアを4つ伸ばした。後半も1、2番の連続バーディーで勢いに乗りかけたが、3番パー3でボギー。「大きめのクラブを持って、風も読み間違いで、ショットもいいショットができず、悪い要素が2つ重なった」と悔やんだ。その後、5番でもボギーを喫したが、17番でバーディーを奪い、67。「尻すぼみにならなくて良かった」と振り返った。

 今大会は、有資格者を除く上位4人が7月のメジャー、全英オープン(20日開幕、ロイヤルリバプール)の出場権を獲得する。12アンダーで4位の鈴木晃祐と5打差で、6月の全米オープンに続く2枚目の海外メジャー切符獲得に可能性を残した。猛チャージが期待される最終日に向け、「ガムシャラに攻めて一日だけならうまくいく(こともある)と思うが、ベースとしては自分ができることをやるだけ。良いプレーができれば、良いスコアを出せる。まずは自分のプレーをやっていきたい」と冷静さを貫く構えだ。

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