大会ホステスアマの馬場咲希は76でローアマを逃す 日本女子アマ選手権へ「この調子で日本一になれたら奇跡」


10番、ティーショットを放つ馬場咲希 (カメラ・馬場 秀則)

10番、ティーショットを放つ馬場咲希 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 最終日(11日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)

 サントリーと契約するアマチュアの馬場咲希(代々木高3年)は35位から出て、1バーディー、5ボギーの76で回り、通算イーブンパーの暫定51位でホールアウト。ローアマには届かなかったが、“大会ホステスアマ”として4日間を戦い抜き、「前回(ホステスアマ大会)のブリヂストン(レディス)では予選落ちしたので、余計に強い気持ちで挑んだ。すばらしい組み合わせにも入れてもらってうれしかった」とふり返った。

 前半を1バーディー、1ボギーで折り返したが、後半に4つボギーをたたいて順位を落とした。「ティーショットがダメで、手が動いてしまって。意識していたけど、打つときに手が瞬間的に出て、手が返ることが多かった」。その結果、打球が左に曲がり「後半はパーが取れる感じがしなかった」と肩を落とした。

 2日後に迫る日本女子アマチュア選手権(13日~16日・秋田CC)に向けて12日はコースを回り、ティーショットの改善に取り組む予定だ。「明日、一日で直せる感じではない。感覚をつかんで、明後日からの日本女子アマもそれと向き合いながらやっていきたい」。不安を残す中で挑むが、22年に全米女子アマ選手権を制した18歳は「アマの間には誰もが取りたいタイトル。私も取りたいが、万全では臨めないのでこの調子で日本一になれたら奇跡。今の調子を把握しながら上位を目指したい」と前向きに話した。

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