◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 最終日(11日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)
大会アンバサダーを務める、サントリー所属で元世界ランク1位の宮里藍さんが岩井千怜が通算23アンダーで制し、幕を閉じた今大会を総括した。
記者会見場に登場した藍さんは「天気の心配があった中、4日間完走することができて、ホッとしている。大会記録(17アンダーを大幅に更新)の優勝スコアも出て、バーディー争いが最後までし烈だった。見ている方にも楽しんでいただけるような、熱いプレーが見られ、私もすごくうれしかった」と、笑顔で振り返った。自身初の完全Vを達成した岩井千については「重圧がかかる状況の終盤になるにつれて、ショットの精度が上がっていった印象だったので、本当に自信を持って4日間戦い抜いた結果が23アンダーなのかなと見ていた」とたたえた。
岩井千は優勝会見で、藍さんとのこれまでの思い出に「アマチュアで出場した時(21年大会)に『写真を撮ってください』とお願いして撮ってもらったこと」と話した。これについて、藍さんは「まだ(明愛、千怜の姉妹に)会うのは2回目くらいだったと思うけど、写真の前に『LINE交換してもらっていいですか?』っていきなり言われて、写真よりもそっちの方が衝撃的でした」と笑いながら明かした。「カジュアルで、壁がなく、すごく素直」と、姉妹からの“要望”に快くLINEを交換したという。しかし、「その後は全く音沙汰がなくて、それがオチなんですよ」と、報道陣の笑いを誘った。