◆ゴルフ 日本女子アマチュア選手権 第3日(15日、秋田・秋田CC=6409ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、74の飯島早織(扶桑CC)、71の藤本愛菜(あいな、ミッションバレーGC)、74の外園(ほかぞの)華蓮(グリーンランドリゾートGC)の3人が通算3アンダーでトップに並んだ。
69の森村美優(日本パブリック協会)、70の横山珠々奈(すずな、那須小川GC)が1差の2アンダー4位で続いた。
昨年の全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希(東京・代々木高3年)は39位から出て、2バーディー、2ボギーの72で4オーバーの31位に順位を上げた。
前回女王の寺岡沙弥香(ナパラG一本松C)は74で7オーバーの45位となった。
〇…飯島は3バーディー、5ボギーの74と落としたが、首位をキープ。序盤の2、3番で連続ボギーなど前半に3ボギーを喫し「最初から自滅していったゴルフで、耐えることもなくミスを引きずっていた」と振り返った。それでも、後半に3バーディー、2ボギーと持ち直し「悪い時こそ、どう上げていくかが大事」と胸を張った。ラウンド中はキャディーの母を相手に「楽しいことを考えて、モノマネをしたり」と気分転換。最終日へ「流れをどうつかむか。最後まであきらめずにプレーできたら」と意気込んだ。
〇…馬場は11日に前週の宮里藍サントリーレディス(兵庫、49位)を終えたばかりで強行日程の中、今大会(13~16日)に臨む。この日から父・哲也さんをキャディーで起用。10番から出て前半に2バーディーを奪ったが、後半は5番のボギー後、7番でショートパットをミスするなど2つ落としてイーブンとした。「ショットはいい感じだった」と分析したが、「難しいな、ゴルフ。アンダーを目指してやっていたけど、7番でパットを外してから不安になった」と悔しがった。7打差で迎える最終日へ「この3日間しんどい感じのゴルフだったので、思い切りラウンドしたい」と切り替えた。ラウンド後は練習グリーンに残り、仲良しの飯島とともに遅くまで球を転がした。