31位から出た馬場咲希は68でホールアウト「思い切ったプレーもできて良かった」と笑顔


馬場咲希

馬場咲希

◆ゴルフ 日本女子アマチュア選手権 最終日(16日、秋田・秋田CC=6409ヤード、パー72)

 31位から出た、全米女子アマ選手権覇者の馬場咲希(代々木高3年)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算イーブンパーで終えた。

 雨の中、4番で10メートル、5番で2メートルの連続バーディー。9番で初ボギーも、終盤の15、16、18番でもバーディーを奪い、68。15番は第2打を30センチにつける好ショットで、最終18番は5メートルを沈めた。

 「3日間ショットで悩んでいたが、やっと最後で合ってくれた。(キャディーを務めた)お父さんともラウンド中に、結構ショット良くなってきたね、と話していた。18番でバーディーが取れて、めっちゃ満足です。思い切ったプレーもできて良かった」と笑顔で振り返った。前日にミスしたパッティングでも、「音を聞く(意識)じゃないけど、最後までボールがあった場所を見て、ヘッドアップしないように」と気をつけたことで奏功した。

 自身初めて、秋田を訪れたそうで「初めて行く都道府県はすごいワクワクして、楽しかった」。大会中は稲庭うどんや、きりたんぽを食べたという。

 次週は国別対抗戦のトヨタジュニアゴルフW杯(愛知、20日開幕)に出場し、その後は7月の全米女子オープン(ペブルビーチGL)から海外メジャーが控える。「今回は最終日にいい形で終われた。トヨタジュニアは仲良しの2人(飯島早織、荒木優奈)と行けるので楽しみ。(メジャーに向けては)まだショットも本調子ではない。パッティングも良くないところがあるので、できるだけ良くしたい」と前向きに話した。

 全米女子オープンでは「全米アマの時のキャディーさんが担いでくれるので、あの時のようなプレーがまた見せられるように頑張りたい」と、全米女子アマV(チェンバーズベイGC)を支えたボウ・ブラッシャート氏と再タッグを組む予定だと明かした。

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