◆男子プロゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミーカップ 第3日(1日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)
31位から出た賞金ランク1位の中島啓太(フリー)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダー25位で最終日を迎える。1番と8番をボギーとし、3アンダーまでスコアを落としたが、盛り返した。「ボギーが先行してしまったが、そこから5つバーディーが取れて、結果的に順位を上げられたので良いラウンドだった」と振り返った。
ティーグラウンドが前に出て、実測値280ヤードとなった17番パー4では第1打で果敢にドライバーを握り、ピン右2メートル弱につけた。イーグルパットは惜しくも外れたが、連続バーディー締めにつなげた。同組の大槻智春がドライバーでグリーン手前の池に入れた。「あの球を見る前はドライバーだと大きいかなと思ったが、しっかりアゲンストの風が吹いているなと思ったので、ドライバーでしっかり振れた」と話した納得の一打だった。
最終日最終組は5週連続で途切れたが、「全くいいです。しっかり伸ばして終わりたい」と気持ちは切り替わっている。「今日はパッティングの距離感も合っていたし、ようやくタッチがつかめてきた。明日はしっかり伸ばしてトップ10、トップ5を目指していきたい」。海外メジャーの全英オープン前最後となる実戦を、悔いなく終える。