◆女子プロゴルフツアー 資生堂レディス 最終日(2日、神奈川・戸塚CC=6605ヤード、パー72)
プロ3年目で初優勝を目指した桑木志帆(20)は首位で出て5バーディー、2ボギーの69で回り、通算10アンダーで並んだ桜井心那(ここな、19)=ニトリ=とのプレーオフ2ホール目で惜敗した。同じく首位で出て70で、1打差3位に敗れたツアー1勝の岩井明愛(あきえ、20)=ホンダ=とともに悔し涙に暮れた。
勝者を笑顔でたたえた後に桑木に涙があふれた。「自分の持っているものは出せた。相手の方がうまかった」。悔しさを押し殺しながら明るく話した。最終日を首位で迎えたのは初。「朝からワクワクしていた」という。不調だったドライバーは改善されたが、2位には満足していない。「優勝しか意味がない」と敗戦を糧にして次週に挑む。