畑岡奈紗は74で6打差5位での決勝Rへ「しっかり伸ばせるように」…全米女子オープン第2R


◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 全米女子オープン 第2日(7日、ペブルビーチGL=6509ヤード、パー72)

 首位と1打差の3位から出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は2バーディー、4ボギーの74と耐え、通算1アンダーで5位で決勝ラウンドへ進んだ。

 バーディー先行でスタートし、前半をいい流れで終えた。後半は海沿いのコース特有の風の影響をグリーン上でも受け「チャンスにつけたところで、決められないところがあった」と振り返った。18番ではパーパットを沈めてガッツポーズ。「(入れごろ外しごろの)2メートルくらいのパーパットが残るところが何か所かあった」といい、しっかり決め切ってこの日を締めた。

 予選ラウンドを終え、悲願メジャー初優勝も視野に入る。「取り組んでいることをコース上で、できることの方が多かった」と表情も明るい。それでも、74のスコアには満足はせず「パッティングが2つ入っていれば、イーブンでも回れた。最低でもイーブンでまとめて、4打差で週末という形が良かった」と反省の言葉を口にした。

 日本人2人目の大会制覇へ6打差で残り2日間へ進む。「あした(8日)しっかり伸ばせれば、まだまだ狙えない位置ではない。しっかり伸ばせるように頑張りたい」とリーダーボードを見つめた。

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