小祝さくらが悲願の地元Vで今季1勝ツアー通算9勝目 最終組道産子対決制す


地元・北海道で今季初勝利を挙げた小祝さくら(カメラ・頓所 美代子)

地元・北海道で今季初勝利を挙げた小祝さくら(カメラ・頓所 美代子)

◆女子プロゴルフツアー  ミネべアミツミレディス 最終日(9日、北海道・真駒内CC空沼C=6611ヤード、パー72)

 首位で出た北海道・北広島市出身の小祝さくら(ニトリ)が3バーディー、2ボギーの71で回って通算12アンダーで逃げ切り、初の地元優勝を飾った。今季初勝利、ツアー通算9勝目。

 道産子3人娘による最終日最終組での優勝争いに、2086人のギャラリーが来場。苫小牧市出身の菊地絵理香(ミネべアミツミ)は70で回り9アンダーとし、この日のベストスコア68をマークした穴井詩(ゴルフ5)と並んで2位。千歳市出身の宮沢美咲(ヘスタ大倉)は75と崩れ6アンダー5位だった。

 小祝にとって、地元での優勝は夢だった。2020年8月のニトリレディス(小樽CC)で笹生優花に2打及ばず2位に終わった悔しさを、この日まで忘れたことはない。8日の第3ラウンド後には「その時にまたリベンジしたい、いつか優勝したいという気持ちが強まった。北海道での優勝はずっと目標」と話していた。

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