小祝さくらオープンウィークでリフレッシュも「あと半年あったらいいのに」


笑顔を見せる小祝さくら (カメラ・豊田 秀一)

笑顔を見せる小祝さくら (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス プロアマ(19日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6540ヤード、パー72)

 2大会連続優勝のかかる小祝さくら(ニトリ)が「調子を上げていけるように。まずは次の1勝が目標」と後半戦へ意気込んだ。北海道出身で暑さが厳しくなるこの時期が「一番しんどい」という。9月以降はメジャーなど大きな大会も控えており、「苦戦することが多いので、見直しながら頑張りたい」と気持ちを新たにした。

 2週前のミネベアミツミレディスでは地元・北海道で初優勝。優勝インタビューでは、夜のお祝いメニューに「家で魚を焼くと思う」と話していたが、都内の自宅に帰ったのは午前0時過ぎ。「銀ダラを次の日の朝に食べた」と半日遅れで“有言実行”となった。前週はオープンウィークで試合がなく「ジャーマンポテトを初めて作った」。だが、ゆで足りず「おいしくなかった」と失敗。料理の際もレシピはあまり見ず、今回も「ゆで時間は勘」と普段と変わらない雰囲気で話した。

 小祝の優勝の裏では、畑岡奈紗が全米女子オープンで優勝争い。自宅のテレビが故障中で、ネットの速報を随時チェックしていた。オープンウィークの間に55インチのテレビを購入したという。「休みが1週間じゃ足りない。あと半年くらいあったらいいのに」と笑った。半年休みがあったら「世界一周とか海外旅行に行きたい。夏は海に行きたい」と25歳らしく語った。リフレッシュし、自然体の小祝が2戦連続Vを狙う。

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