笹生優花、2度目のエビアン選手権出場 昨年予選落ちの雪辱へ「楽しんで予選突破できれば」


レマン湖を望む練習場で笑顔の笹生優花(カメラ・高木恵)

レマン湖を望む練習場で笑顔の笹生優花(カメラ・高木恵)

 女子ゴルフのメジャー第4戦、エビアン選手権は27日にエビアン・リゾートGC(6527ヤード、パー71)で開幕する。

 2年連続出場となる笹生優花(フリー)が取材に応じた。昨年は予選落ちと悔しい結果に終わった。「やることをしっかりやって、楽しんで予選突破できれば」と雪辱に燃える。

 前週のチーム戦「ダウグレートレークスベイ招待」では3位。好調なように映るが「先週は先週。今週は今週で頑張りたい」とキッパリ。好成績にも「自分は特に。セリー(ヌ・ブティエ=フランス)さんが頑張ってくれたんで」と謙遜した。今週はメジャー大会。「意識がすぐ変わるわけではないけど、コースも違いますし、感じは違ってくるんじゃないかな」と気持ちを高めた。

 5週前のメジャー第2戦、全米女子プロ選手権は1打差の2位。「忘れてはないですけど、思い出すこともないかな」。気持ちは切り替わっているという。今大会の攻略ポイントは「いいドライバーショットを打って、いいセカンドショットを打って、パターが合えば」と話した。フェアウェーはアンジュレーション(起伏)もあり、気をつけるポイントだ。米国賞金ランク4位と状態を上げている笹生が、21年の全米女子オープン以来、2度目のメジャー制覇を目指す。

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