プロアマ戦に出場し笑顔を見せる小滝水音（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー 北海道ｍｅｉｊｉカップ プロアマ（３日、札幌国際ＣＣ島松Ｃ＝６５９３ヤード、パー７２）
２週前に開催された大東建託・いい部屋ネットレディスでプロ初勝利を上げた小滝水音（みお、静ヒルズＣＣ）が「（優勝副賞の）チョコ１０年分欲しい」と独特の言葉で意気込みを語った。初Ｖの反響は「ステップ（下部ツアー）の時よりすごいお祝いをいただいた。レギュラーで勝つとすごいんですね。お花をたくさんいただいてお花畑になった」と驚きながらも笑顔で喜びを表した。祝福のＬＩＮＥは１５０件ほど、その他を合わせると約２５０件のメッセージが届いた。数日かけて全てに返事をしたという。
前週は当初の予定通り試合を欠場し休養にあて、優勝後は初めての試合となる。「先週はトレーニングをしっかりして、練習を地元でやった」という。師匠である、男子ツアー４８勝のレジェンド・中嶋常幸とは会えていないが、電話で優勝を報告。すごく喜んでいた反面「この１勝じゃ終われないよ。これからも頑張れよ」と愛のあるゲキも飛ばされたと明かした。
状態は好調を維持しているという。練習ラウンドでコースを回った印象は「グリーンが小さいのでマネジメントが鍵になる」。北海道特有の洋芝は「好き」と断言。「アイアンの入りが良い時に、すごい良い球が出てくれる。台湾で勝った時も洋芝だった」と相性は抜群だ。プロ７年目で初優勝を飾った勢いのまま、小滝が２勝目を狙う。