安田祐香、ホステスプロとして「大会を盛り上げたい」…11日開幕NEC軽井沢72


プロアマ戦の10番でティーショットを放つ安田祐香(カメラ・安藤 篤志)

プロアマ戦の10番でティーショットを放つ安田祐香(カメラ・安藤 篤志)

◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 プロアマ(10日、長野・軽井沢72G北C=6702ヤード、パー72)

 ツアー初優勝を狙う安田祐香(NEC)が最終調整し「初日の組み合わせもいいですし、流れに乗っていけたら」と意気込んだ。11日の第1ラウンドは今季1勝を挙げ、21年大会覇者の小祝さくら(ニトリ)、20歳で今季トップ10入り7度の佐久間朱莉(大東建託)と同じ組。同組の2人から肩を借り、プロ初優勝を目指す。

 前週の北海道meijiカップは12戦ぶりの予選落ち。5日に自宅に帰り、翌6日にはゴルフ場に向かい、調整やトレーニングを行った。昨年の同大会では予選落ちで悔しさを味わった。「毎年あまり上位で争えていないので、今年は少し状態は良いと思う」と雪辱に燃えている。

 今大会主催のNECと所属契約を結び、ホステスプロとして臨む。プレッシャーは感じないが「ティーグラウンドは社長もいるしちょっと緊張する」とホステスプロならではの思いもあるという。「大会を盛り上げたい。社長にたくさん笑っていただけるようなショットを打ちたい」。真夏の暑さから逃れた軽井沢で、ギャラリーを沸かせ主役の座をつかむ。

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