畑岡奈紗「6打差以内なら可能性ある」 メジャー3戦連続V争い…5差9位で最終日へ


◆米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 第3日(12日、英ウォルトンヒースGC=6881ヤード、パー72)

 第3ラウンドが行われ、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が3バーディー、2ボギーの71で回り通算4アンダーとし、順位は9位と変わらなかったが、首位との差を7打から5打に縮めて最終日を迎える。

 ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ、「本当に今日は風が強くて、前半はかなり距離が残るホールが続いた。パーをできるだけ重ねようと思いながらやっていた。ボギーが先行するなか、前半を1アンダーで折り返せたのはすごく大きかった」と振り返った。

 2番をボギーとしたが、第1打をグリーン奥に外した5番パー3で約2メートルのパーパットを沈めると、6番パー5で第3打を80センチにつけて取り返した。8番では8メートル近い長いバーディーパットをねじ込み「感覚的にグリーン上は悪くないかなと思う」と口にした。

 7月の全米女子オープンでは最終日を単独首位で迎えて4位、エビアン選手権は最終日最終組で3位。メジャー大会で3戦続けて優勝争いにからんできた。「6打差以内なら、まだまだ全員に可能性があるコンディション。最後まで諦めずに、明日は1ホールずつチャンスにつけて、それを決めていくだけ」。悲願のメジャー制覇へ、5打差を追う。

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