プレーオフで敗れ2位の岩井明愛は「今年もう一勝、絶対にできると思う」と前を向く…ニトリレディス


17番、プレーオフ戦でティーショットを放つ岩井明愛 (カメラ・小泉 洋樹)

17番、プレーオフ戦でティーショットを放つ岩井明愛 (カメラ・小泉 洋樹)

◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス 最終日(27日、北海道・小樽CC=6695ヤード、パー72)

 最終ラウンド(R)は雷と荒天のため中止となり、54ホールの短縮競技になった。第3R終了時に通算9アンダーで首位だった菊地絵理香、申ジエ(韓国)、岩井明愛(あきえ)による3人のプレーオフ(PO)を菊地が1ホール目で制した。

 17番パー3で行われたPOで、岩井明は第1打を左のバンカーに入れて“目玉”となる難しい状況となった。第2打で出してピン7メートルへ。パーパットが外れ、4月のKKT杯バンテリンレディス以来の今季、通算ともに2勝目となる優勝はならなかった。

 「(第1打は)ダフリ気味に入ってしまったので、ああなったのは仕方ない。ティーグラウンドに立って、自分の順番が回ってくると、少し緊張した。パーであがれればいいなと思ったんですけど」と悔しそうに振り返った。

 この日は午前8時10分スタートの最終組で8番までを3バーディー、1ボギー。中断時点で1打差の3位となっていた。悪天候で第3Rまでの54ホール決戦となったことで、結果的に悔やまれるのは3R17番、18番の連続ボギー。だが、岩井明は「振り返れば(リードしていればとか)そういうことも思うけど、ゴルフってこんなものなので。それはもう、今年すごい分かっている。逆にまた来週から、燃えているというか、今年もう一勝、絶対にできると思うので」と敗戦にも気持ちを切り替えた。

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