「天才ゴルフ少女」須藤弥勒がプロアマ戦で2週連続優勝狙う ニトリL優勝の豪華賞品にやる気倍増


ニトリレディスのプロアマ戦で稲見萌寧(右)と須藤弥勒は同組で回り、チーム優勝

ニトリレディスのプロアマ戦で稲見萌寧(右)と須藤弥勒は同組で回り、チーム優勝

 史上初のジュニアゴルフ世界4大メジャーのグランドスラムを達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(ゴルフ5)は29日、女子プロゴルフツアーのゴルフ5レディス(9月1~3日、北海道・ゴルフ5C美唄C)のプロアマ戦(31日)で2週連続の優勝を狙うことを宣言した。弥勒は先週のニトリレディスのプロアマ戦(23日)でスポンサーの1社である楽天グループ・三木谷浩史代表取締役会長兼社長、医学博士の劉勇さん、Rakuten所属プロの稲見萌寧とチームを組み、15アンダーで優勝。今週のゴルフ5レディスでもプロアマ戦に参戦する弥勒は「今週もチームを組む方々と力を合わせて優勝を狙います」と力強く宣言した。

 弥勒は、ニトリレディスプロアマ戦で優勝したことで、ニトリ商品券5万円、女性用バッグ、人気芋焼酎「森伊蔵」、北海道産の魚介類、フルーツなど多くの豪華賞品をゲット。「商品券はお母さん(みゆきさん)、森伊蔵はお父さん(憲一さん)、バッグはお世話になっている後援会の方にプレゼントします。メロンや海産物はお兄ちゃん(桃太郎君)、弟(文殊君)と食べます」と満面の笑みを見せた。

 「こんなにたくさんの賞品をいただき、最高です。やっぱり、勝つことはいいですね。次のゴルフ5レディスのプロアマ戦でも優勝賞品をゲットしたいです」。12歳の小学生アマチュアゴルファーながら12社・団体とスポンサー契約を締結する弥勒が、たくましい「プロ根性」を見せた。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。12歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17、18年に世界ジュニアゴルフで連覇し、頭角を現す。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。昨年8月に横峯良郎氏に弟子入りした。昨年、アマチュア資格の規定が大幅に改定され、アマチュアゴルファーも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になったことで所属契約のゴルフ5をはじめ、12社・団体とスポンサー契約した。ピアノも得意で今年7月の第24回北関東ピアノコンクールのプレコンペティション部門(ソロ)小学校6年生の部で銀賞を受賞。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。

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