小祝さくら「記念になる試合になればいいなと思う」 200戦目で連覇と通算10勝に王手


17番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・安藤 篤志)

17番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・安藤 篤志)

◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 第2日(7日、静岡・東名CC=6590ヤード、パー72)

 4位から出た小祝さくら(ニトリ)が7バーディー、2ボギーの67で回って通算11アンダーとし、首位に浮上した。国内ツアープロ200戦目の節目の一戦で、大会連覇と通算10勝目に王手。「もったいないボギーもあったけど、5アンダーでプレーできたことはまずまずだったかなと思う」と振り返った。

 1番で95ヤードの第2打を1メートルにつけてバーディー発進。9番で17メートルのバーディーパットを沈めて首位を捉えると、11番でチップインバーディーを奪い、16番では7メートルを決め切った。「昨日からパットが決まってくれた。パターがこのコースは地味に入るなあ、みたいな感じはある」。

 昨年も最終日をトップで迎えて逃げ切った。「優勝したいという気持ちは強くあるが、プレー中にそういうことを考えても空回りしてしまったり、良いことはない。自分のゴルフに集中して最後までプレーしたい」と自らに言い聞かせた。

 2017年のプロ転向から積み重ねてきたツアー200戦という大きな数字に「びっくり」と口にし、「記念になる試合になればいいなと思う」とうなずいた。7月のミネベアミツミレディス以来となる今季2勝、通算10勝へ残り18ホールを闘い抜く。

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