石川遼は2アンダーの暫定15位 日本開催の米ツアーは「動物園に行くみたいな感覚。ある意味モンスターが…」


8番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・今西 淳)

8番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・今西 淳)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第1日(19日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)

 石川遼が第1ラウンドのプレーを終え、4バーディー、1ダブルボギーの68で回り、暫定15位につけている。「そんなにゴルフは悪くはない感じでやれている。特に言うこともない」と淡々と振り返った。

 スタートの10番、11番でともに3メートルのパーパットを沈めるなど、上々の立ち上がりを見せた。だが、バンカーに入るショットが続いたことに対し「スイング自体も思っている球が打てていないという感じだった。修正したいことはある」と反省点を口にした。

 14番でバーディー先行とし、18番(パー5)では第2打が隣のホールのラフまで下るトラブルもあったが、ここもパーでしのいだ。後半に入ると、8アイアンでベタピンにつけるショットを見せるなど、更に状態が上がり、2アンダーでこの日を終えた。「自分の理想としているゴルフではなかったが、これもゴルフ」と切り替えた。

 20年大会以来3度目の出場となるが、日本開催でプレーするのは4年ぶり。観客が、普段見ることができない海外勢のプレーを見られることを「動物園に行くみたいな感覚」と例えた。「普段ライオンとか虎とか見られないけど、見たいと思ったら(動物園に)行く。お目当ての動物がいたら、写真を撮りたくなる感覚。ある意味モンスターたちが集まっている」と独特の言葉で表した。

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