コリン・モリカワ「自分のルーツがある日本で勝ててうれしい」 2位に6打差の圧勝


通算14アンダーで優勝し、キャサリン夫人(左)とトロフィーから顔を出すコリン・モリカワ(カメラ・今西 淳)

通算14アンダーで優勝し、キャサリン夫人(左)とトロフィーから顔を出すコリン・モリカワ(カメラ・今西 淳)

 ◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 最終日(22日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)

 4位から出たメジャー通算2勝で日系米国人の父を持つコリン・モリカワ(米国)が7バーディー、ボギーなしの63をマークし、通算14アンダーで2年ぶりの米ツアー通算6勝目を挙げた。2位に6打差をつける完勝に「最高の気分だ。自分のルーツがある日本で勝ててすごくうれしい。すごく意味のある勝利。来季に向けていいきっかけになる」と目尻を下げた。

 2021年の全英オープンで初出場優勝を飾り、直後の東京五輪では金メダル候補に挙げられながら4位。以降は不振が続いていた。22年にはキャサリンさんと結婚。最愛の人が見守るなか、歓喜の瞬間を迎えた。「彼女はいつもそばで僕の応援をしてくれて、自信を与えてくれて信じてくれている。彼女の前で優勝することができて良かった」と喜びに浸った。

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