蝉川泰果、プロデビュー戦から1年「ミスを許せなくなっていた」「おおらかに、負けん気出して」4勝目へ


蝉川泰果

蝉川泰果

◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権 プロアマ戦(1日、兵庫・ABCGC=7217ヤード、パー72)

 ツアー通算3勝の蝉川泰果(フリー)が1日、プロアマ戦で最終調整を行い「これ決めたら、というパットを外したくない。いいスコアで回りたいのは回りたいんですけど、気持ちよく回りたい」と意気込んだ。

 昨年大会がプロデビュー戦。4日間を戦い抜き、通算7アンダーの28位だった。プロとして1年を過ごし「考えすぎていた。ミスを許せなくなって、張り詰めすぎていた」。一つのミスを引きずってイライラする様子に、父からも「考えすぎている」と指摘を受けたという。

 今季は4月の関西オープンでプロ初優勝。以降、優勝はないが、トップ10入りは6回で賞金ランクは4位。蝉川は「どんな物事に対してもおおらかに。逆にガッツさというのも出していいんじゃないか、とメンタルトレーナーに言われたので、負けん気で、強い気持ちも出していこうと思う」と心機一転。ポジティブマインドで通算4勝目を狙う。

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