初出場の鈴木晃祐「最終目標は優勝」 ルーキーイヤー最終戦で初V狙う


練習ラウンドでショットを放つ鈴木晃祐(カメラ・今西 淳)

練習ラウンドでショットを放つ鈴木晃祐(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 指定練習日(28日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 初出場の鈴木晃祐(フリー)がインコース9ホールで練習ラウンドを行った。プロ1年目で日本シリーズ参戦。「9月からあまり成績が伸びない時期が続き、苦しかった。(賞金ランク)29位でJTに出ることができたので、1年目にしては良かったのかな」と今季ここまでを振り返った。

 この日は東北福祉大の先輩、金谷拓実、米沢蓮とのラウンド。終始、和やかな雰囲気で初めてコースを回った。「テレビで見ていた通りのグリーンの速さ。傾斜もあってタフなので、苦しい展開になるかなと思う」と印象を語った。名物ホールの18番パー3(227ヤード)は「めちゃくちゃ難しかった」と思わず笑うほどの難度だったという。「距離があるショート(ホール)で、そこに傾斜がかかるのでだいぶ難しい。4日間戦っていいプレーが見せられれば」。最終ホールの攻略が鍵になる。

 今大会の出場権は最後のの1枠をつかみ取った。前週のカシオワールドオープンは32位で、賞金123万5000円を加算。30番手で最終戦の切符を獲得した。「自分のやることをやれば、結果はついてくるのかなと思って、自分を信じて頑張った」と滑り込みで出場を決めた。「いつもと変わらず、一打一打集中してできれば。最終目標は優勝」とルーキーイヤー最終戦での初Vへ意気込んだ。

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