杉浦悠太、松山英樹に並ぶプロ転向後2戦目での日本人最速Vへ「出る以上は優勝目指して頑張りたい」


12番、ティーショットを放つ杉浦悠太 (カメラ ・岡野 将大)

12番、ティーショットを放つ杉浦悠太 (カメラ ・岡野 将大)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ プロアマ日(29日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 男子プロゴルフツアー最終戦、日本シリーズJTカップは30日、東京・稲城市の東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)で開幕する。2週前に1973年のツアー制施行後、7人目のアマチュア優勝を果たし、プロ転向した杉浦悠太(22)=日大4年=は自身初のプロアマ戦で最終調整した。朝のスタート前に緊張の面持ちでゲストにあいさつ。「始まる前はどんな感じなのか想像がつかなかった。緊張したが(同組のゲストが)良い方たちで楽しくラウンドできた」と初々しく話した。

 前週は予選落ちもショットは引き続き好調だ。大会前にコーチの指導を受け、散髪もしてスッキリ。「この大会のために切ってきました!」と笑顔を見せた。テレビで見ていた憧れの大会で「18番が印象深い」とグリーンの強い傾斜を警戒した。99年日本ゴルフツアー機構発足後で、松山英樹(13年つるやOP)に並ぶプロ転向後2戦目での日本人最速V記録がかかる。「出る以上は優勝目指して頑張りたい」とプロ初Vを狙う。(岩原 正幸)

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