蝉川泰果が衝撃のイーグル発進で賞金王・中島啓太とともに首位に並ぶ…日本シリーズJTカップ第3日


1番、イーグルを奪った蝉川泰果は金谷拓実とタッチ(カメラ ・岡野 将大)

1番、イーグルを奪った蝉川泰果は金谷拓実とタッチ(カメラ ・岡野 将大)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(2日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 冷たい風の吹く晴れ間の下、今季最終戦のムービングサタデーの幕が開けた。中島啓太、金谷拓実、蝉川泰果の賞金ランク1、2、3位20代トリオの対決となった注目の最終組で、396ヤード1番パー4から早くもスコアと順位が動いた。

 2打差2位スタートの蝉川泰果は、ドライバーでの第1打をフェアウェー左へ。残り94ヤードから50度ウェッジでの第2打は、高々と冬空を舞うとピン奥2メートルに落ちて、バックスピンで戻ってカップへ吸い込まれた。沸き立つ大歓声の中、蝉川は笑顔で岡本史郎キャディーと右手でがっちり握手を交わした。

 賞金王の中島啓太はパーで滑り出し、蝉川とともに1番終了時点で通算11アンダーの首位に並んだ。金谷は2番でボギーをたたき、3打差3位となっている。2015、19年大会覇者の石川遼が好ショットを連発し、4番までに3つスコアを伸ばして、6アンダーの4位に浮上している。

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