2015、19年大会覇者の石川遼が猛チャージ 前半5つ伸ばして首位を猛追中…日本シリーズJTカップ第3日


3番でショットインイーグルを決めてギャラリーの声援に応える石川遼(カメラ・今西 淳)

3番でショットインイーグルを決めてギャラリーの声援に応える石川遼(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(2日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 2015年、19年大会覇者の石川遼がムービングサタデーの主役に名乗りを上げた。ショットが好調で、8打差9位から出ると、前半9ホールで1イーグル、4バーディー、1ボギーの30と5つスコアを伸ばして猛追撃を演じている。

 1番パー4は、フェアウェー左からの第2打をピン左2メートルにつけてバーディー発進。3番パー4は、残り136ヤードから9アイアンでの第2打が、ピン手前5メートルから転がってカップイン。圧巻のイーグルでギャラリーを沸かせた。

 32歳は5番、6番と連続バーディー。7番もアイアンでの第2打をピン上2メートルにつけると、大きく膨らむ下りのフックラインを読み切って3連続バーディー。7ホールで6つ伸ばして首位と3打差3位まで浮上し、ギャラリーからは「ブラボー!」という歓声や拍手を浴びた。8番パー3で、第1打をグリーン右手前のバンカーに入れて初ボギーを喫した。9番パー4は、3メートルの上りのパーパットをねじ込んで、前半を首位と5差4位で折り返した。

 今季1勝で賞金ランク3位の蝉川泰果が、通算13アンダーの首位に立っている。今季3勝で初メジャー制覇を狙う賞金王の中島啓太が11アンダーの2位で追う。今季ツアーの優勝者や賞金ランク上位30選手が出場。賞金総額1億3000万円、優勝賞金4000万円を4日間で争っている。

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