石川遼これまでの最終日の逆転優勝…3日目猛チャージで首位と2打差3位急浮上 JTカップ3度目Vなるか


3日目62の猛チャージを見せてホールアウトした石川遼は、佐藤賢和キャディーとガッチリ握手した(カメラ・今西 淳)

3日目62の猛チャージを見せてホールアウトした石川遼は、佐藤賢和キャディーとガッチリ握手した(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(2日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 2015、19年大会覇者の石川遼(32)=カシオ=が、猛チャージで首位と2打差の3位に急浮上した。8打差9位から出て1イーグル、7バーディー、1ボギーで、10年に並ぶ大会自己最少62をマークして通算11アンダーに伸ばした。逆転での3度目Vを視界に捉えた。2位から出た蝉川泰果(22)が66、今季賞金王の中島啓太(23)=ともにフリー=が68で回り、通算13アンダーで首位。

 ◆石川の最終日逆転優勝(日本ツアー通算18勝中7勝)

 〈1〉2007年マンシングウェアKSBカップ(アマチュア時代) 15歳でツアー初出場した試合で、4打差9位から最終ラウンドを66で回り世界主要ツアー最年少優勝(当時)。

 〈2〉08年マイナビABC選手権 3打差3位から69で回り、プロ転向後の初V。

 〈3〉10年中日クラウンズ 6打差18位から世界最少スコア(当時)の12バーディー、ボギーなしの「58」を叩き出し大逆転した。

 〈4〉14年長嶋茂雄招待セガサミーカップ 2打差3位から67で回り、小田孔明とのプレーオフ(PO)を3ホール目で制した。

 〈5〉19年日本プロ選手権 4打差6位から66で回り、黄重坤(韓国)とのPOを1ホール目の劇的イーグルで制し、3年ぶりの復活V。

 〈6〉19年日本シリーズJTカップ 2打差5位から7バーディー、3ボギーの66をマークし、B・ケネディ(豪)をPO3ホール目で下す。

 〈7〉22年三井住友VISA太平洋マスターズ 3打差2位から69で回り、星野陸也との雨中のPOを2ホール目で制した。

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