◆米女子プロゴルフツアー 最終予選会 最終日(6日、米アラバマ州・マグノリアグローブGCクロッシングC=6664ヤード、パー72)
昨年の全米女子アマチュア選手権覇者で先月、日本のプロテストに合格した馬場咲希(代々木高3年)は49位から上位を目指したが、バーディーなしの2ボギーで74。通算5アンダーの62位に終わり、45位タイまでに与えられるツアーメンバー入りを逃した。
馬場は中継局WOWOWのインタビューに答え、「今日は決めたいパットが全く入らず、バーディーチャンスもあったが、全部外してしまい悔しい。1個でも入っていればその次のパットも入っていたかもと考えるとだいぶもったいない」と振り返った。
順延もあり全7日間の戦いを「始まる前は長丁場になるかと思っていたけど、終わってみたらあっという間だった」とした。自身の内容については「体力面では最後まで集中してできたので、去年よりは成長した。メンタル面でプレッシャーのかかるパットであったり、決めたいパットでちょっと力が入ってしまいミスする場面が多かったので、そういうところは鍛えないと」と話した。
経験になった部分を問われると「セカンドQT(2次予選会)もファイナルQT(最終予選会)も、普段の試合とは違うプレッシャーがかかるショットやパットが多かった。その中で自分がどういう反応をするのか、どういうミスをしてしまうのかというのもよく分かったので、これからもっと強くなれるように、そういうところを改善していきたい」と冷静に振り返った。今後については「来年どうするのかとか、いろいろ話し合って決めたい」とした。