4位浮上の蝉川泰果「パッティングを修正したい」と反省も「4アンダーまで戻せたのは良かった」


◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン 第3日(13日、米ハワイ州・ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)

 14位から出た蝉川泰果(アース製薬)は6バーディー、2ボギーの66で回り、通算11アンダーに伸ばした。トップと3打差の4位に浮上し、最終日に臨む。

 この日は4番パー3で初ボギーも、8番で第2打を3メートルに運び、下りのパットを沈めてバーディー。9番パー5で左ラフから木の間を通す第2打でグリーンをオーバーさせたが、2・5メートルを沈めて連続バーディーで折り返した。

 後半は11番パー3でボギーを喫したが、14番から3連続バーディー。14番は3メートル、15番は第1打をグリーン右手前のラフまで運ぶと、5メートルを決めてみせた。16番は8メートルのパットを沈め、ガッツポーズ。最終18番パー5は残り235ヤードからの第2打を手前カラーまで運び、1メートルのパットを沈めてバーディー締め。66の好ラウンドとなった。

 蝉川は中継インタビューで「ボギー先行でスタートして、そこから4アンダー(66)まで戻せたのはすごく良かった。でも、少しもったいないバーディーパットが多かったので、明日はないようにしたい」と振り返った。

 11番での3パットのボギーや12番でパットを外した場面に「(12番は)ちょっと押し出してミスしてしまった。11番の3パットも、もったいなかった。あの辺のパッティングを修正したい」と話した。

 この日もスコアボードは見ずにプレーしたと明かし「ボードを見ることによって自分のプレーができなくなってしまい、他の選手のプレーを見ながらプレーすると、守りにいって、いつもの自分らしさが消えてしまう。なるべく見ないようにしている」と説明した。

 最終日、逆転での米ツアー初優勝に向け「今日と同じような目標で、明日も一日やり切れればいい」と冷静に語った。

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