女子ゴルフで昨秋の国内プロテストに合格した馬場咲希(代々木高3年)が米女子下部ツアー(通称・エプソンツアー)の開幕戦、フロリダズ・ナチュラル・チャリティー・クラシック(3月8~10日、フロリダ州ウィンターヘブン)から3大会に出場登録を行ったことが27日、分かった。
この試合がプロとして、日米を通じてツアー初戦となる見通し。同ツアーが出場エントリーを公表し、開幕戦から3週連続で各大会(いずれも3月、フロリダ州)の登録リストに名を連ねた。
2022年に全米女子アマ選手権を制した馬場は、昨年末に挑戦した米ツアー参戦をかけた最終予選会で62位。45位以内でのレギュラーツアーのメンバー入りを逃したが、米下部ツアーの出場権を獲得していた。
25日に都内で開催された契約するブリヂストンのイベントでは「(戦う場所については)相談中。決まったら、そこでしっかり覚悟を決めてやっていけるように頑張りたい」と語るにとどめ、具体的な参戦プランは表明していなかった。
開幕までのオフの期間はタイ合宿を予定しており、ティーショットとアプローチの強化を挙げている。同ツアーのシーズンのランキングでトップ10に入れば、通例で翌年の米ツアー出場権を得ることができる。