タイガー・ウッズ10か月ぶりツアー復帰へ「試合で戦えることに、とても興奮している」


 米男子プロゴルフツアーのジェネシス招待は15日から4日間、カリフォルニア州リビエラCC(7322ヤード、パー71)で4日間行われる。歴代最多82勝のタイガー・ウッズ(米国)が14日、前日会見に参加し、「ようやく復帰できてうれしい。試合で戦えることに、とても興奮している」と笑顔を見せた。

 昨年4月のメジャー、マスターズ以来、10か月ぶりのツアー復帰。右足首の手術を受けたが「痛みはなくなった」と回復をアピールした。この日はプロアマ戦でプレー。同伴競技者と談笑し、リラックスしながらもグリーン上を丁寧に確認した。

 同大会はアマチュアだった16歳のときに初めて出場したツアー戦。最高成績は1998、99年の2位と勝利がない。「このコースではなぜかパットがうまくいかない。ショットではうまく攻められているのに」とグリーン上を課題に挙げた。ショットの状態は悪くないといい「優勝争いをして勝つことができれば最高」と意欲を示した。

 12日にはテーラーメイド社と提携した新アパレルブランド「SUN DAY RED(サンデー・レッド)」を発表した。今大会はホストも務め、多忙ながら「戦う準備は整っている」と力を込めた。

 ウッズは予選ラウンド2日間をジャスティン・トーマス、ゲーリー・ウッドランド(ともに米国)と回り、第1ラウンドは日本時間16日午前2時25分、第2ラウンドは同17日午前4時54分にティーオフする。日本勢で唯一出場の松山英樹(LEXUS)はリー・ホッジス、ブライアン・ハーマン(ともに米国)と同組で第1ラウンドは同16日午前3時42分にスタートする。

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