元賞金女王の森田理香子 約6年ぶりのツアー復帰「厳しい世界というのは分かっている」…今年はQT受験の意向示す


森田理香子

森田理香子

 国内女子プロゴルフツアー今季開幕戦・ダイキンオーキッドレディス(29日~3月3日、沖縄・琉球GC)の大会事務局は14日、出場選手が決定したことを発表した。

 大会はこの日、注目選手のコメントを紹介している。2013年大会優勝で同年に賞金女王となった森田理香子が主催者推薦で出場する。18年6月以来、約6年ぶりにツアーに復帰となる34歳は今オフ期間、毎日の練習、週2、3回のトレーニング、週1、2回のラウンドに励み、開幕に備えている。練習拠点は地元の京都で、昨年4月から、同10月開催のダブルス戦出場を目指し、ゴルフを改めて見直しながらトレーニング、練習を開始していたという。

 これまでツアー7勝を挙げている森田は日本女子プロゴルフ協会のトーナメント規約で、通算5勝以上のため、最大で年8試合の推薦をもらうことができる。

 森田は大会を通じて以下のようにコメントを発表した。

 「昨年10月に、ダブルス戦 LADY GO CUPに宮里美香さんと出場しました。とても楽しかったし、緊張もしたけど、改めてゴルフっていいなと思いました。2018年のニチレイレディスを最後にゴルフを離れ、今回復帰に踏み切ったのは、この5、6年で色々なお仕事をして、改めてゴルフの楽しさというか、試合にも出てみたい気持ちが湧いてきたのが、ちょうど今という感じだからです。ツアーに戻って挑戦することが厳しい世界というのは自分が一番分かっていますし、自分には全く期待はしていません。

 期待できるほど練習量も、自分が若い時にした量もできていないし、できないことも多いですが、今自分ができる範囲の中で一生懸命にやって、ファンの方々や周りの人達のために頑張ることもいいなと思っています。今回推薦をいただいて、久しぶりのダイキンオーキッドですが、2013年に優勝したこともあるし、上位に入ることも多かったので、難しいコースですが相性も良いと思います。沖縄の雰囲気も好きなのですごく楽しみにしています。6年ぶりのツアーで、今まで経験したことのないことをしようとしているので、自分でもどうなるか分からないです。休業しますと言ってから長い月日が経ち、色々な経験をして、今回どういう自分が見られるのかも、ものすごく楽しみです。今年のQTは一応受けるつもりでいます。通る通らないというより、ランキングがやっぱり欲しいです。おかげさまでたくさんのお仕事をいただいておりますので、引き続き色々な形でゴルフに携わっていきたいと思っています」

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