ミズノとアンバサダー契約を結んだ杉浦悠太（カメラ・富張萌黄）
ミズノは１９日、男子ゴルフで昨年１１月のダンロップフェニックスで１９７３年のツアー制施行後、史上７人目のアマチュア優勝を果たした杉浦悠太と、今月１日から新規ブランドアンバサダー契約を結んだと発表した。この日、都内で記者会見を行い「ミズノのクラブを使って優勝を目指していく」と宣言した。
初めて使ったクラブは同社のものだったという。その後も使い続け「小学校の頃からサポートしてもらいながら、いい雰囲気でクラブのテストをさせてもらっている」。得意クラブはアイアンで「顔が良くて、打感もいい。自信を持って打つことができるので、難しいホールでもピンに向かって打っていける」と太鼓判を押した。
会見では同じくミズノと契約を結ぶルーク・ドナルド（英国）からサプライズのビデオメッセージが送られた。「悠太が私と同様に世界で活躍することを願っている。近い将来、悠太に会えるのを楽しみにしている」と元世界ランク１位の憧れの選手からのサプライズに「まさか過ぎてびっくり。感動した」と満面の笑みを浮かべた。
この日は米ツアーのジェネシス招待で松山英樹が優勝。朝、インスタグラムで結果を知ったという。「なかなか優勝するのが難しい位置（６打差）から、びっくりするようなビッグスコアで本当にかっこいい」と舌を巻いた。ダンロップフェニックスでは、その松山やメジャー覇者のブルックス・ケプカやウィンダム・クラーク（ともに米国）ら強豪プロを抑えて優勝。「自信につながった。自分が海外に行けたときに一緒に回れれば」と今後の目標を語った。
さらにトミーヒルフィガーと契約したことを明かし、早速この日から着用。「おしゃれだなと思ってもらえるように着れれば。これで試合に出られるのが楽しみ」と今季は新たなウェアを身にまとい、本格参戦１年目のシーズンを迎える。目標は「賞金王」と力強く語った。２９日からは今季初戦はアジアンツアーのニュージーランドオープン（ミルブルック・リゾート）に出場する。