16歳のアマチュア・吉崎マーナが10位発進 「世界でも優勝争いできるように」 憧れは宮里藍さん


4番ティーショットを放ち打球の行方を追うアマチュアの吉崎マーナ(カメラ・今西 淳)

4番ティーショットを放ち打球の行方を追うアマチュアの吉崎マーナ(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス 第1日(29日、沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72)

 2024年の女子プロゴルフが幕を開けた。16歳のアマチュア・吉崎マーナ(沖縄カトリック高1年)が4バーディー、2ボギーの70で回り、5打差10位と好スタートを切った。今大会は3年連続の出場。過去2回は予選落ちだったが、今年はローアマ獲得を目標に上々の滑り出しとなった。

 10番からのインスタートで、12番で2メートルのスライスラインを読み切り、バーディーを先行させた。続く13番でも下りフックラインの1・5メートルを沈めて連続バーディーとし、流れに乗った。「ミスも数ホールあったが、上手くリカバリーできてスコアをまとめられてよかった。90点」とプレー内容にも満足顔だ。

 過去2年とは違い、100ヤード以内に自信を持って臨んでいるという。「練習の成果が出て、そこでバーディーが取れたのも大きい」と4番、18番(ともにパー5)の3打目のアプローチにつながったという。得意クラブはピッチングウェッジから56度ウェッジと、ショートゲームを武器としている。

 憧れは同郷で、元世界ランク1位で日米通算24勝の宮里藍さん。昨年話す機会があり、ネガティブ思考だった自分を変えるきっかけになったという。今後は「世界でも優勝争いできるようになりたい。たくさん応援してもらえるような選手になりたい」と憧れる藍さんのような日米で活躍するプレーヤーを目指す。

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