◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス 第2日(1日、沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72)
6年ぶりにツアーに復帰した2013年賞金女王の森田理香子(フリー)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算1アンダーで第2ラウンドをホールアウト。61位から暫定20位に大きく順位を上げ、予選突破を確実にした。「上出来だと思います。自分でも『天才やなあ』って思いながら回っていました(笑)」と笑顔を見せた。森田は18年以来のツアー出場で、決勝ラウンド進出は同年5月のリゾートトラストレディス以来となる。
前半13番パー3で第1打を9アイアンで1メートルにつけると、16番まで4連続バーディー。いずれもピンそば1メートルにからめてチャンスをものにした。「予選通過するとは思っていなかった。ビックリです」と本音を漏らした。
前日の第1ラウンドでは11番で300ヤードをかっ飛ばし、平均飛距離271ヤードは全体1位と変わらぬ存在感を示した。「それを見て、記録だけ残して帰ろうかと思いました」と笑いつつ「飛ぶことで『やれる』という気持ちにもなる。小技は下手なのは分かっている。でも下手ながらできると思えた」と振り返った2日間。6年ぶりの決勝ラウンドに向けて「一生懸命にやるだけ。一生懸命にやったら、悪くても納得いくと思う」と気持ちを高ぶらせた。