香川友の恩師・吉岡徹治氏がエール「アスリートとして成功できるように」 石川遼、中島啓太との共通点を指摘


恩師の吉岡氏とサーフィンを楽しむ香川(右、提供写真)

恩師の吉岡氏とサーフィンを楽しむ香川(右、提供写真)

 男子ゴルフで13日の中学卒業と同時に15歳7か月13日で史上最年少でプロ転向した香川友(とも)が19日、千葉・関宿ゴルフセンターでプロ転向会見を行った。これに際し、小学3年から指導する吉岡徹治氏がプロ生活を始める香川にエールを贈った。吉岡氏は杉並学院高ゴルフ部監督時代に石川遼を、代々木高では中島啓太、笹生優花らを指導した。

 吉岡氏は以下のように祝福の談話を寄せた。

 「香川友くんは小学3年生の頃から指導しています。キャンプやアジアの遠征で中島啓太プロとはよく練習させていました。彼は大変器用で、ショートゲームのうまさは教え子の石川遼プロや中島啓太プロに共通するものがあります。ゴルフが好きで研究熱心なのも似ています。15歳になった香川くんと、石川プロや中島プロとの違いが出てきました。それは体の成長が彼らよりも早く、すでにプロ並の飛距離を持っているということです。ですので『アマチュアでいるよりもプロの試合に出たい』という本人の意思を尊重してプロ転向を勧めました。アジアのチャレンジツアーなどで経験を積んで20歳を目標にトーナメントで活躍してほしいと思っています。このプログラムが成功したら『アマチュアは大学を卒業してからプロに』という従来の流れも変わると思います。アスリートとして成功できるように応援しています」

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