ツアーデビューの14歳アマ・仁科優花が41位発進「最初は緊張も慣れてきた」…大会最年少予選通過見えた


13番でティーショットを放つアマチュアの仁科優花(カメラ・安藤 篤志)

13番でティーショットを放つアマチュアの仁科優花(カメラ・安藤 篤志)

◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 第1日(5日、埼玉・石坂GC=6535ヤード、パー72)

 ツアー初出場のアマチュア・仁科優花(千葉・白井中3年)が2バーディー、3ボギーの73で回り、1オーバーでアマ最上位タイの41位で発進した。

 「パターで何とかしのいだという感じでした。最初は緊張したけど、だんだん慣れてきた」と初々しく話した。第2日に予選通過(50位以内)なら、14歳89日で大会最年少記録となる(これまでの記録は2013年に中3で予選通過した植竹希望が持つ)。「予選通過すれば、最終日もプロと回れるのでベストアマも取りたいけど、自分の勉強になればいい」と見据えた。

 10歳で父・良太さんの影響でゴルフを始めた。それまでは器械体操をしており「体に柔軟性がある。土台ができてからゴルフを始めたので、スイングの完成が早かった」と語る。1日に本大会の予選会を突破した。2日は千葉県内で世界ジュニアゴルフの関東予選に出場。3日に小祝さくら、竹田麗央の名だたる先輩プロと練習ラウンドを行い、「すごく勉強になりました」と大忙しの日々を送る。

 中嶋常幸主宰のトミーアカデミーの出身で、ドライバーの平均飛距離は240ヤード超。男子ではタイガー・ウッズ、女子では畑岡奈紗、笹生優花にあこがれ、「将来は日本でプロになってから、世界で活躍できる選手になりたい」と堂々と話した。

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