松山英樹、この日ベスト66で8差4位に急浮上 チップインバーディー披露も謙遜「たまたま入ってくれた」


◆米男子プロゴルフツアー テキサス・オープン 第3日(6日、米テキサス州TPCサンアントニオ=7438ヤード、パー72)

 10打差34位から出た松山英樹(LEXUS)は6バーディー、ボギーなしの66と猛チャージし、8打差4位に浮上した。「良く耐えたところもあった。伸ばせたところも良かった」と振り返った。

 1番からピンに絡めるショットでバーディー発進。14番パー5では第3打をグリーン左ラフへ外した。だが、ふわりと柔らかく上げた8ヤードのアプローチはラインに乗り、カップへ吸い込まれた。「たまたま入ってくれた」と謙遜したが、さすがの小技で流れを切らさなかった。17、18番も連続バーディーとし、この日ベストに並ぶ66をマークし、ムービングデーの主役となった。

 マスターズ“前哨戦”と位置づけられる今大会。次週の今季メジャー初戦へ向けて状態を上げて終わりたい考えだ。「差はあると思うが、しっかり伸ばしていけるように頑張りたい。後半に入って勝負をかけられるところにいればうれしい」と最終日へ向けてコメントした。

 久常涼(SBSホールディングス)は72と伸ばせず、54位につけている。「前半はボギー先行であまりいいプレーではなかったが、後半にしっかり戻すことができた。最終日はしっかり伸ばして終わることができれば」と話した。アックシェイ・バティア(米国)が15アンダーで初日からのトップを守っている。

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