勝みなみは、17番痛恨“池ポチャ”で準々決勝敗退 「全体的に納得はいかないゴルフ」


◆米女子プロゴルフツアー Tモバイルマッチプレー 第4日(6日、米ネバダ州・シャドークリークGC=6804ヤード、パー72)

 上位8人によるマッチプレー戦準々決勝、準決勝が行われた。2位で決勝ラウンドに進んだ勝みなみ(明治安田)は安ナリン(韓国)と対戦し、18ホールを戦い、安の1アップで準々決勝敗退となった。中継局のWOWOWの取材に応じ、「ショットがあまり良くなかった。全体的に納得はいかないゴルフになってしまった」と唇をかんだ。

 一進一退の展開が続いた。「アプローチ、パターがうまい選手なので粘ってくると思っていた。少しでもついていこうと思ってラウンドした」。タイで迎えた17番パー3。ティーショットを横長のグリーンに乗せることはできず、手前の池に入った。相手にリードを許し、最終18番パー5へ向かった。ティーショットを右に曲げ、再び池へ。ドロップ後の第3打は3ウッドを握る攻めの姿勢を見せたが、ともにダブルボギーで勝の敗戦が決まった。

 初優勝には届かなかったが、「久しぶりにマッチプレー回ることができて、楽しくできた。いい経験となった」と笑顔で大会を終えた。次戦は2週後の今季メジャー初戦、シェブロン選手権(18日開幕、米テキサス州・カールトンウッズ・クラブ)。「ショットを安定させたい。悪いミスで体が浮いていることが多い。そこは修正して臨みたい」と切り替えた。

 7日の決勝は出場4試合連続優勝を狙うネリー・コルダ(米国)と1位通過のレオナ・マグワイア(アイルランド)が対戦する。

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