
10番、バーディーを奪いギャラリーの歓声に応える原英莉花(カメラ・今成 良輔)
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(3日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
8位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は2バーディー、2ボギーの72で回って通算2アンダー、暫定5位でホールアウトした。
最終18番パー5。第3打を、上の段ギリギリに切られたピンの右2メートルにつけた。しかし、バーディーパットはカップ右をかすめ、天を仰いだ。「耐えるゴルフだった。とりあえず、イーブンに戻せて良かったと思うけど、やっぱり最後のバーディーを決めて終わりたかった」と悔しがった。
前日の第1ラウンドと比べ、第2打でクラブの番手が上がることが多かったという一日。「特に6番アイアンの距離が多かった。一番モヤッとしているクラブの番手が6番で、なかなかチャンスにつけられなかった」と振り返った。
それでも、6番までに2つスコアを落としながら遂げたカムバックは、週末につながる。「昨日(ホールアウトが)遅くて今日(スタートが)早くて、体のコンディショニングっていうのがうまく出来なかった。気になる部分もあるので、そこをしっかりケアして明日を迎えたい」。11人目の国内メジャー3冠達成へ、状態を上げていく。