７番、グリーン脇からのアプローチショットをカップに寄せて、ギャラリーの声援に応える岩井明愛 （カメラ・馬場 秀則）
◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 最終日（２６日、兵庫・関西ＧＣ＝６５４５ヤード、パー７２）
１打差２位から出た岩井明愛（あきえ）が６８で回り、通算１５アンダーで逆転で今季初優勝となるツアー通算４勝目を飾った。双子の妹・千怜（ちさと、ともにホンダ）の６勝と合わせ、姉妹で２桁勝利数を達成した。３打差の１２アンダー２位、６６をマークした竹田麗央（りお、ヤマエグループＨＤ）が入った。
女子ツアーの姉妹優勝は福嶋晃子（国内２４勝）・浩子（１勝）、堀奈津佳・琴音（ともに２勝）を含め、３組。岩井姉妹は福嶋姉妹に続く史上２組目の姉妹合わせて２桁優勝の大台到達となった。
３日目を６９で終え「バーディーがたくさん取れるようなゴルフができればいい」と語っていた明愛。今大会はドライバーショットが安定し「気持ち良く振れている」と手応えを明かしていた。次週は２年連続出場となる、メジャーの全米女子オープン（３０日開幕、ペンシルベニア州）。昨年は予選落ちしており「ペブルビーチの景色にやられた。まずは予選通過目指して頑張りたい」と意気込んでいる。