ヨネックスLで「9位」だった鶴岡果恋が最終日のスコア誤記で失格 第2日の大会記録「62」は残る


鶴岡果恋

鶴岡果恋

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は4日、ヨネックスレディス最終ラウンド(2日)で、スコアの過少申告により、鶴岡果恋(明治安田)が失格になったことを発表した。

 鶴岡は17番パー4のスコアを「4」と提出したが、実際には「6」のダブルボギーだったという。第1打をOB方向に打ち込み、暫定球を打った。フェアウェー右サイドにあった球を1打目として、プレーを続行。競技委員が映像などを確認したところ、プレーしていたのは暫定球であったことが判明した。

 通常、競技が終了した後は罰を追加したり、訂正してはならないが、ゴルフ規則20.2e(2)に基づき、競技が終了した後であっても、プレーヤーが1ホールでも実際のスコアより少ないスコアを提出した場合には、そのプレーヤーを失格としなければならない。JLPGAの競技委員会は必要な調査を行い、情報を精査。その結果、鶴岡本人が知らなかった罰打を含めていなかったわけではなく、失格を免れる例外的な理由には該当せず、ゴルフ規則に基づき失格と判断した。

 鶴岡は第2日(1日)に10バーディー、ボギーなしの62で回り、2016年の第1日にタイのチュティチャイがマークした63の大会記録を1打更新。失格は最終ラウンドのスコアだけで、第1ラウンドの「72」と第2ラウンドの「62」のスコアは公式記録として残る。

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