
13番、ティーショットを放つ神谷そら(カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第3日(8日、兵庫・六甲国際GC=6526ヤード、パー72)
32位から出た神谷そら(郵船ロジスティクス)が6バーディー、1ボギーでこの日最少に並ぶ67をマークし、通算6アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。
全米女子オープン(予選落ち)帰りの21歳は「キャディーさんの『思い切り振っていいよ』というさりげない一言で」と、好スコアの要因となった助言に感謝した。
全米では先週末もコースを訪れ、6~7時間練習を行い、決勝ラウンドも観戦して充実した時間を過ごした。「米ツアーでは私の飛距離がちょうど平均くらいになる。どういうマネジメントをするか、見ていた。憧れの舞台のレベルはすごいなと思った。成長できるところは数え切れないくらいある」と得たものも多かった。
好位置で今季初Vチャンスを迎え「久しぶりに優勝争いに絡みたい」と話した。自身のホールアウト後、後続のスコアがあまり伸びず、2打差で最終日に向かうことになった。