笹生優花は5オーバーと出遅れ 開幕前にはメダルに意欲も苦しいスタートに…パリ五輪


◆パリ五輪 第13日 ▽ゴルフ女子(第1日=7日、ゴルフナショナル=6374ヤード、パー72)

 女子の第1ラウンドがスタートした。6月の全米女子オープンで2度目のメジャー制覇を果たした笹生優花(アース製薬)は2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77と出遅れたスタートとなった。

 1番でティーショットがいきなり池ギリギリに行くトラブル。2打目はレイアップし、3オン2パットのボギー発進となった。3番パー5では2打目がグリーン左奥に大きく外れるも、第3打を2・5メートルにつけ、バーディーパットを沈めた。流れに乗りたいところだったが7番では第2打がグリーン左手前のバンカーにつかまった。3打目も花道までしか届かず、4オン2パットでダブルボギーとスコアを落とした。8番もボギーで前半9ホールを3オーバーで終えた。

 流れを立て直したい後半だったが、11番パー3でもティーショットをグリーン奥に外すと、アプローチが6メートルショート。パーパットも入らず、再びスコアを落とした。その後はピンチをしのぎ、14番パー5でバーディーを奪取。巻き返しを図りたかったが、15番ではティーショットを左ラフに入れると、第2打はレイアップに。3打目でグリーンの乗せるも、4メートルを2パットを喫した。16番も連続ボギーとなった。最終18番パー5は3打目をグリーンに乗せ、2・5メートルのバーディーパットを決められず、初日のプレーを終えた。

 フィリピン代表で出場した21年東京五輪は9位。開幕前には「いいスタートを切って、メダル獲得のチャンスを待ちたい」と話していたが、苦しい立ち上がりとなった。

最新のカテゴリー記事