８番ティーショットを放つ安田祐香。初日７アンダーの好スタートを切った(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 第１日（２０日、宮城・利府ＧＣ＝６６３８ヤード、パー７２、報知新聞社後援）
大会ホステスプロの安田祐香（ＮＥＣ）が７バーディー、ボギーなしの自己最少に並ぶ６５をマークし、７アンダーで暫定首位発進した。１０番から出て５メートルを沈めると、１３、１５番でともに１０メートルをねじ込むなど前半に５バーディー。後半は２、３番で伸ばし、最終９番のピンチも約１０メートルのパーパットを沈めた。
最終ホールをパーで締めくくった後、「やっぱりいい日はこういうのも入るんだなと。ショットも全体的に良かった。ボギーをたたかなかったのは良かった」と満足げに振り返った。長いパットが入っている要因として「タッチが全体的に良かった。カップを少し超えるくらいで打てているし、ラインも合っている」と分析した。
今季はトップ１０入り６回でメルセデスランクで１７位と活躍。昨年大会は最終日を２位で迎えるなど（最終結果は１１位）、コースとの相性も良い。「コースは好きです。初日はアンダーで回れているので、相性はいい。きれいですし、グリーンも結構締まっているので」と語った。
特別協賛の住友ゴム工業と契約し「クラブを宣伝できる試合でもあるので、頑張りたい。もっと注目される選手もいるので、あと２日間、ずっと上で戦えるようにしたい」と責任感をにじませる。昨年を振り返り「まだまだだなと思った」とし、「一つでもいいプレーをしたい」と初優勝へ言葉に力を込めた。