◆米女子プロゴルフツアー クローガー・クイーンシティー選手権 第2日(20日、米オハイオ州TPCリバーズ・ベンド=6705ヤード、パー72)
83位から出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、1ボギーの69と伸ばし、通算2アンダーの52位で3試合ぶりの予選通過を果たした。中継局のWOWOWの取材に応じ、「後半は集中してできていた」と振り返った。
1番ではアプローチが2・5メートルショートするも、沈めてナイスパーの立ち上がりとした。6番パー5では第3打をピン左1メートルにつけてこの日最初のバーディーを奪った。7番では3パットのボギーをたたくも、池絡みの9番パー5ではショートサイドを攻める積極性を見せた。2オン2パットで再びスコアを伸ばした。11番パー5でも2オンに成功し、バーディーとした。終盤の16、18番でもバーディーを奪い、笑顔でこの日のラウンドを終えた。
この日は難しい位置にピンが振られるホールも多かった。「前半から果敢に攻められていた」とうなずいた。14、15番はピンチをしのぎ終盤につながるゴルフができたという。16番では下りの8メートルを流し込み、「長いパットだったのでタッチを合わせてと思っていた。いいの(パット)が入ってくれて良かった」。予選通過のカットラインも気にしながらのラウンドとなったが、上がり3ホールは納得のいくプレーができたという。「最後は取り切れて良かった。残り2日は攻めのプレーで頑張りたい」と週末へ力を込めた。