◆男子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 日本オープン 第1日(10日、埼玉・東京GC=7251ヤード、パー70)
2018、20年大会覇者の稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)が7バーディー、4ボギーの67で回り、暫定4位と好スタートを切った。「上出来すぎた。こんなスコアで回れる予定じゃなかったんですが、3オーバーくらいは良しとしようという感じだった」と振り返った。
8季連続フェアウェーキープ率1位の“日本一曲がらない男”。今週はメジャーセッティングで、深く設定されたラフに対し、「とにかくティーショットは神経を使っていた」。この日はパー3を除く10番以外の13ホールでドライバーを握ったが、フェアウェーキープ率は100%をマークした。
今大会は500ヤードを超すパー4が2つ設定されている。今季の平均飛距離は257・98ヤードと、第2打でも距離を残すホールは多く存在する。「ピンきりですが、長いミドル(パー4)は捨てた。セカンドからもフェアウェーキープができるように。3打目でついてパーを拾えればラッキーだな、くらいでやっていた」とボギーも覚悟でのコースマネジメントをしているという。ボギーは4つをたたいたが、7バーディーを奪い、大会3勝目へ上々の立ち上がりとした。