今平周吾 3差2位の好発進「自分でも良いプレーをした」 悲願のメジャー制覇で7季連続V目指す


9番、バーディーパットを決めガッツポーズの今平周吾(カメラ・今成 良輔)

9番、バーディーパットを決めガッツポーズの今平周吾(カメラ・今成 良輔)

◆男子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 日本オープン 第1日(10日、埼玉・東京GC=7251ヤード、パー70)

 ツアー9勝の今平周吾(ロピア)が6バーディー、2ボギーの66で回り、首位と3打差の2位で滑り出した。「パープレーで良いかなと思ってスタートしたんですけど、結構フェアウェーキープできていたので良かった。アンダーパーで回れて、自分でも良いプレーをした」と好調のティーショットにうなずいた。

 当初はドライバーを抜き、3ウッドを2本入れる予定だったという。「飛ぶスプーン(3ウッド)と両方入れてもいいかなと思ったんですけど、そんなに飛ばす必要もない。ドライバー打ちたいときもあると思ったので、結局ドライバーを入れた」と5番パー5ではドライバーを握り、バーディーを奪った。

 今週は地元・埼玉での試合。会場の東京GCは今夏のオープンウィークを利用し、4度ラウンドした。当時よりラフが深いというが、フェアウェーを捉え、好スコアとした。同組の稲森佑貴は8季連続フェアウェーキープ率1位を記録中。「つられてではないですけど、フェアウェーキープできた」と笑った。

 直近2試合は5、6位と状態を上げてビッグトーナメントへ向かった。好調の要因にショットをあげ、「あまり(クラブを)振りすぎないように、自分のポテンシャルでゴルフするように心がけている」と語った。ツアー初優勝の2017年から6季連続優勝中も、今季は未勝利。悲願のメジャー制覇で記録更新を目指す。

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